学生ローンのおすすめはどこ？金利や貸し付け条件について詳しく解説

お金が足りず、親や友人にも頼れない学生に向けて、おすすめの学生ローンを8つ紹介します。

学生ローンは、学生を対象とした貸付サービスです。

この記事では、それぞれの学生ローンの金利や貸付条件を、表を用いて詳しく解説しています。

学生ローンで迷っている人は、ぜひご覧ください。

学生ローンとは学生を対象とした貸付サービスのこと

学生ローンは、学生を対象とした貸付サービスです。

貸付対象は学生ですが、「一定の収入がある」学生に限られます。

基本的に使用用途が自由なため、学費以外に家賃の支払いなどにも利用できます。

学生ローンは一般のローンと比較すると、借入上限金額が低いです。

学生ローンは一般ローンと同様で、「総量規制」の対象となっています。

総量規制は、「年収の3分の1を超える融資」を規制する法律です。

学生ローンの選び方を5つ紹介

学生ローンの選び方を、5つご紹介します。

学生ローンを選ぶ際には、以下の5点を確認しましょう。

• 取扱い業者が貸金業者に登録されているか
• 上限金利が高すぎないか
• 即日融資可能か
• 返済方法に口座振替があるか
• Web完結サービスがあるか

学生ローンは取扱い業者によって、様々な特徴があります。

契約前に詳細を確認して、後悔の無い選択をしましょう。

それでは、具体的に学生ローンの選び方を確認していきましょう。

貸金業者に登録されているか確認する

学生ローンを選ぶ際には、契約しようとしている消費者金融が貸金業者に登録されているか確認しましょう。

貸金業者登録している消費者金融は、金融庁や貸金業協会のホームページで確認できます。

金融庁 貸金業者情報検索サービス

日本貸金業協会 協会員検索

登録がない会社は、違法業者の可能性があるため、契約しないようにしましょう。

違法業者は法律を守っていないため、法外な金利を設定していたり、過剰な取り立てをしたりする可能性があります。

上限金利を確認する

学生ローンの上限金利が、高すぎないか確認しましょう。

金利には幅があり、審査時にどの金利になるかが決められます。

初回借入時は、上限金利を適用される可能性が高いため、上限金利で各社を比較しましょう。

大手消費者金融の上限金利は、おおむね18%ほどです。

返済を考えて、なるべく上限金利の低い学生ローンを選択しましょう。

即日融資可能か確認する

すぐにお金が必要な場合は、即日融資可能な学生ローンか確認しましょう。

即日融資が可能な場合、申込した当日にすぐお金が借りられます。

しかし、条件として、申込から契約までを営業時間内に行わなければなりません。

営業時間は、平日と土日で異なる場合があります。

Web完結サービスに対応している金融機関であれば、24時間申込が可能で、審査もスピーディに行われます。

即日融資を希望する人は、Web完結サービスに対応している金融機関を選択しましょう。

返済方法を確認する

学生ローン契約時には、返済方法を確認しましょう。

返済方法に、口座振替があると便利です。

口座振替は返済額が、毎月決まった日に指定の銀行口座から自動で引き落とされる仕組みになっており、返済の手間が省けます。

ATMや銀行振込、店頭窓口での返済は、直接足を運ばなければなりません。

そのため、口座振替で自動引き落としに設定すると安心です。

Webで契約まで完結できるか確認する

忙しい人は、Webで申込から契約まで完結できる学生ローンを選びましょう。

Webで本人確認書類など、書類を写真にとって提出できる学生ローンがあります。

その場合、契約書類も自宅に郵送されず、Webで管理できます。

そのためWeb完結サービスは、他の人と住んでいて、自宅に書類を郵送されたくない人に最適です。

おすすめの学生ローン8選

おすすめの学生ローンを、8つご紹介します。

全て貸金業登録のある金融機関のため、安心して借りられます。

紹介するのは、以下の8つの金融機関です。

• レイクALSA
• SMBCモビット
• プロミス
• アイフル
• アコム
• カレッヂ
• イーキャンパス
• アミーゴ

金融機関ごとに申し込み条件や金利、無利息期間などが異なるため、自分の重視するポイントを確認しておきましょう。

ここから、それぞれの金融機関の詳細を具体的に確認していきます。

レイクALSAは誰にも会わずにお金を借りられる

レイクALSAは、誰にも会わずに申込から契約までWebで完結し、お金を借りられます。

そのため、店頭まで足を運ぶ必要が無く、手間が省けます。

スマホATM取引は、アプリから借入や返済ができるシステムで、アプリに表示されるバーコードリーダーをセブン銀行ATMに読み取らせると手続きが進められます。

そのため、申込から借入まで人と会わずに借入をしたい人に、レイクALSAは最適です。

レイクALSAのローンの基本情報は、以下の表をご覧ください。

レイクALSA
申込対象年齢	満20歳～70歳
金利	4.5%～18.0%
無利息期間	60日間
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・Web返済 ・新生銀行カードローンATM ・口座振替 ・スマホATM取引 ・提携ATM ・銀行振込

無利息期間が60日間と、他の金融機関よりも長く設定されています。

そのため、借入後60日以内に返済予定の人は、利子0円でお金を借りられます。

SMBCモビットは審査結果がメールで届く

SMBCモビットは、申込をWeb完結サービスで行った場合、審査結果がメールで届きます。

電話がかかってこないため、会話を周囲に聞かれる心配がありません。

審査は、最短30分で完了します。

審査の際、電話確認が必要な場合はオペレーターの個人名で行われるため、借入を周囲に知られたくない人でも安心です。

SMBCモビットのローンの基本情報は、以下の通りです。

SMBCモビット
申込対象年齢	満20歳～74歳
金利	3.0～18.0%
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・提携ATM ・口座振替 ・銀行振込 ・インターネット ・ポイント ・スマホATM取引

返済方法に口座振替があるため、返済日に自動で銀行口座から引き落としするように設定できます。

そのため、毎月返済日に返済し忘れる可能性が低くなります。

プロミスは24時間365日申し込み可能

プロミスはスマートフォンやパソコンからの申込であれば、24時間365日申込が可能です。

スマートフォンでは、アプリで借入・返済ができるアプリローンが利用できます。

そのため、自分の都合で申し込みたいときにすぐに申込が可能です。

スマートフォンやパソコンから申し込むと、契約後カードが発行されるのを待たずにすぐ借入ができます。

プロミスのローンの基本情報は、以下の表をご覧ください。

プロミス
申込対象年齢	18歳～69歳
金利	4.5%～17.8%
無利息期間	30日間
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・インターネット返済 ・口座振替 ・スマホATM ・コンビニ、提携ATM ・プロミスATM ・銀行振込 ・お客様サービスプラザ

プロミスは金利上限が17.8%と、他の金融機関よりも0.2%ほど低く設定されています。

最初の借入時には金利上限で金利を設定される可能性が高いため、金利上限はなるべく低い方が良いでしょう。

アイフルは30日間の無利息期間がある

アイフルは、30日間の無利息期間があります。

契約の翌日から30日間は無利息でお金が借りられるため、30日以内に返済できる人は利息を払わずにすみます。

契約翌日から30日間以内であれば、完済後改めて借入した場合も、無利息の対象です。

アイフルの基本情報は、以下の表をご覧ください。

アイフル
申込対象年齢	満20歳以上69歳まで
金利	3.0%～18.0%
無利息期間	30日間
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・アイフルATM ・提携先ATM ・コンビニ ・口座振替 ・銀行振込

アイフルは、返済時にアイフルATMで返済ができます。

アイフルATMは手数料が0円で、土日でも返済が可能です。

アコムは原則在籍確認の電話がない

アコムは公式ホームページに、在籍確認の電話を原則実施しないと記載しています。

アコム よくあるご質問 勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか？

学生でも、18歳以上で安定した収入と返済能力があれば申込できます。

18歳と19歳の人は申し込みの際に、収入を確認できる書類が必要なため、給与明細などを準備しておきましょう。

アコムの基本情報は、以下の表をご覧ください。

アコム
申込対象年齢	18歳以上
金利	3.0%～18.0%
無利息期間	30日間
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・インターネット ・アコムATM ・提携ATM ・振込 ・口座振替

アコムはWeb完結サービスに対応しており、Web上で申込から契約まで完結できます。

Web完結サービスは店頭まで足を運ぶ手間が省けるため、忙しい人に最適です。

カレッヂはアルバイト先や勤務先への在籍確認がない

カレッヂは、アルバイト先や勤務先への在籍確認として、電話連絡を行いません。

カレッヂの公式ホームページに、記載があります。

学生ローンカレッヂ お知らせ

その代わり、18歳と19歳の人は収入証明の提出が必要です。

身元確認で家族に連絡することもないため、家族に知られず借りられます。

カレッヂ
申込対象年齢	18歳以上
金利	15.0%～17.0%
即日融資	可能
Web完結サービス	非対応
返済方法	・銀行振込 ・セブン銀行ATM

カレッヂは、Web申込をしても必ず必要書類が郵送で送られてきます。

契約時に希望次第で個人名による送付も可能なため、周囲に知られたくない人は申し出をしましょう。

イーキャンパスは条件によって金利が決まる

イーキャンパスは、条件によって金利が決まります。

学生で学生証と免許証を2点提示できる人は、年利16%で借入が可能で、それ以外の人は年利16.5%での借入となります。

学費や海外渡航を目的に借入をする人は、年利15.5%です。

学費目的ローンや海外渡航目的ローンに申し込む場合は、身分証の他に、学費や海外渡航の請求書などが必要となります。

初回以降の学費目的ローンや海外渡航目的ローンは、年利14.5%～15.0%の融資となり、金利が低くなります。

イーキャンパス
申込対象年齢	20歳以上29歳以下
金利	15.5%～16.5%
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・銀行振込 ・店舗窓口

さらに、条件を満たすと金利を低く抑えられるため、返済総額を少なくしたい人に最適です。

アミーゴは最短10分で借入が可能

アミーゴは融資決定後、最短10分で借入が可能です。

祝祭日を除く平日の営業時間内に申し込むと、同日中にスピード審査が行われます。

新規申し込みの場合、収入証明があるかないかで年利が変わります。

収入証明有りの人は年利16.2%、無い人は年利16.8%です。

他にも、借入が学費目的で学費請求書などが用意できる人は、年利15.6%で借入できます。

学費は、ダブルスクールの費用でも問題ありません。

アミーゴ
申込対象年齢	20歳以上29歳以下
金利	14.4%～16.8%
即日融資	可能
Web完結サービス	対応
返済方法	・銀行振込

アミーゴはWeb完結サービスに対応しているため、店舗に足を運ばず、契約ができます。

融資に関する説明も電話で行い、手続きが完了した後はメールで連絡が来ます。

学生ローンでお金を借りるときに気を付けること3つ

学生ローンでお金を借りるときに気を付けることを、3つご紹介します。

気を付けることは、以下の3つです。

1. 返済計画を具体的にたてる
2. 違法業者に気をつける
3. 2chなど掲示板の情報を信用しない

学生ローンは学生専用のローンですが、一般のローンと同じで借入には破産などのリスクが伴います。

リスクを軽減するためにも、返済計画をたてることや違法業者に関わらないこと、信憑性のない情報を信用しないことが重要です。

それぞれの項目を、具体的にみていきましょう。

1.返済計画を具体的にたてる

学生ローンでお金を借りる際には、返済計画を具体的にたてましょう。

返済計画が具体的に決まっていないと、返済遅延や滞納してしまう可能性があります。

金融商品とは、キャッシングやクレジットカードなどのことです。

そのため、返済計画を具体的にたてて、無理のない借入をしましょう。

返済計画をたてる際には、返済シミュレーションが便利です。

学生ローンを借りる会社の公式サイトで、おおよその返済額が確認できます。

公式サイトに返済シミュレーションがない場合は、窓口やサポートセンターで相談しましょう。

2.違法業者に気をつける

学生ローンでお金を借りる際には、違法業者に気をつけましょう。

違法業者で借り入れをすると、法外な高金利や過剰な取り立てによって、苦しむことになります。

違法業者の見分け方は、貸金業者登録されているかで判断しましょう。

金融庁や貸金業協会のホームページに会社名が載っている場合、貸金業者登録されている業者とわかります。

学生ローンであっても「審査なし」のローンは無いため、騙されないように気をつけましょう。

3.2chなど掲示板の情報を信用しない

学生ローンを検索するとでてくる、2chなど掲示板の情報を信用しないように気をつけましょう。

掲示板は匿名で書き込みができるため、情報の信頼性が低いためです。

匿名で誰でも書き込みができるため、違法業者が勧誘目的で書き込みをしている可能性があります。

学生ローンを調べる際には、必ず公式サイトのホームページで情報が正しいか確認してから契約するようにしましょう。

学生ローンの審査は甘いとはいえない

学生ローンの審査は、甘いとはいえません。

なぜなら、学生ローンは学生であれば誰でも借りられるわけではないためです。

学生ローンの申し込み条件には、基本的に「18歳以上または20歳以上で高卒以上の学生」と「収入が安定している人」の2つがあります。

学生が対象のため、審査も厳しくないと思われがちですが、学生ローンも一般ローンと同じく貸金業法に基づいた貸付を行っています。

貸金業法は、総量規制によって、借りすぎや貸しすぎの防止を取り締まる法律です。

そのため、学生ローンだからといって審査が甘いわけではないと考えられます。

学生ローンの申し込みから契約までの流れ

学生ローンの申し込みから契約までの流れを、3ステップで紹介します。

学生ローンの申し込みから契約までの流れは、以下の通りです。

1. 申込と必要書類の提出をする
2. 審査を受ける
3. 契約する

申込は、インターネットですると、即日の借入ができる可能性があります。

ここからは、申込から契約までの手順を具体的にみていきます。

1.申込と必要書類の提出をする

学生ローンを選んだら、申込と必要書類の提出をします。

学生ローンは店頭や電話、郵送、インターネットなどで申込が可能です。

インターネット申し込みに対応している会社では、24時間365日申し込みが可能で、必要書類もインターネット上で提出できます。

必要書類は、本人確認書類と条件によって収入証明書が必要です。

以下の書類などが、本人確認書類として利用できます。

• 運転免許証の表と裏
• マイナンバーカードの表面
• パスポート
• 保険証の表と裏

申込方法によっては、本人確認書類を2個以上提出するよう求められる場合があります。

収入証明書は借入の金額や、他社を含めた借入総額などの条件に該当する場合、必要となります。

条件を確認して、必要な人は準備しておきましょう。

2.審査を受ける

学生ローンの申し込みが終わると、審査が始まります。

大手消費者金融の場合、会社名を名乗るケースはほとんどありませんが、電話がかかってくる可能性があると覚えておきましょう。

他にも、過去の借入実績で滞納や支払い遅延がないかなどが確認されます。

他の会社で借入れをしている場合には、返済日に着実に返済をするように気を付けましょう。

3.契約する

学生ローンの審査に通ると、契約の手続きに進みます。

契約の前に、必ず契約内容をよく読んで、自分に不利な内容がないか確認しておきましょう。

契約が完了すると、借入ができるようになります。

カードを店舗または郵送で受け取り、近くにあるATMで借入ができます。

カードレスに対応している消費者金融であれば、カードが無くても借入が可能です。

指定した自分の口座に契約金額を振込依頼し、引き出すとそのまま利用できます。

20歳以上なら銀行カードローンもおすすめ

20歳以上であれば、銀行カードローンでお金を借りられます。

銀行カードローンは消費者金融のカードローンと比較して、低金利で借りられるという利点があります。

他にも消費者金融は即日融資が可能なところがありますが、銀行カードローンは審査に時間がかかるため、即日融資は受け付けておりません。

周囲に借入を知られたくない人や、即日融資を受けたい人は消費者金融のカードローンが適しています。

おすすめ学生ローンを参考に自分に適した学生ローンを選ぼう

この記事で紹介したおすすめの学生ローンを参考に、自分に適した学生ローンを選びましょう。

学生ローンには、即日融資可能なローンやWebで完結できるローン、長い無利息期間があるローンなど様々な特徴をもったローンがあります。

借入時の状況に応じて、重要なポイントを確認しておきましょう。

ローンでお金を借りる際には、具体的に返済計画をたて、返済できる範囲で借りるのが重要です。